趣味の総合サイト ホビダス
 

kimkim BLOG


古き良き時代

投稿者: kimkim, カテゴリー: デルタ


デルタが帰ってきて嬉しい。 心の底からそう思える。 このBLOGを読んでくださる皆さんは、きっと20年前からのワタクシのことをご存知な方も多いでしょうから、そのへんの気持ちは察してやってください。 兎にも角にも23年を共にする腐れ縁でございます。 嫁さんとは30年、免許を取得した時からの付き合いですから、これに勝るものはない。 その次がこの車(笑) 結婚して最初に飼っていた愛犬ティーナにはリアシートでう〇ちをされたし、生まれた娘もこの車で迎えに行った。 たとえどんなことがあろうとも手放すことはないだろう。 それほどのヒストリーが詰まりすぎているし、ナンバーを切ってでも保管をすると思います。 今は娘が握ったステアリングも、そそうをされたリアシートも存在しない車になってしまいましたが・・・。

まぁ、何かあるたびにこんなことを書くから「ああ、また始まったよ・・・」と思われるでしょう。 自分でも同じことを何度書いたのか思い出せない。 ただ、今までと全く違うのは、デルタが無くても楽しめる車が手元にあるということだ。 それも強烈なヤツ(笑) これまでも2CVや、今も所有しているミニなどの趣味車は存在していた。 デルタを預ければそいつらに乗って、アクセルをベタ踏みしなければ坂道を登らないような、車の原点らしき楽しさも味わえた。 年を重ねるごとに登場する新しい車は、デルタへの情熱を薄れさせるには十分だったから、スペックの低い車に乗ることは、デルタを際立たせる常套手段でもある。  それでもなんやかんやと理屈を並べて、デルタが修理から帰ってくれば「ああ、やっぱりデルタが最高!」となっていた。

ところが2年前、F-1マシンさながらの排気音を奏でる車がやってきた。 20年前に憧れて、欲しくて、でも到底手の届かない車だったから、それはもう舞い上がって走り回ったし、整備費用も注ぎ込んだ(笑) その間、デルタは難解なトラブルを抱えたままガレージの片隅で埃にまみれていた。 F355が手の届かない車と言うのは大袈裟かもしれない。事実、10年前にデルタを処分すれば黄色のF355を手に入れるチャンスはあった。 でも、割り切った気持ちで処分はできなかった。 どうしても2台を並べてみたかったし、これからもこの体制は変わらないだろう、、、。

ある意味デルタは殿堂入りである。 これだけ強烈な相棒がやってきても、なお気持ちに変わりはない。 1年半ぶりに乗ってみると、強化ブッシュやワークスシフトレバーで武装して、カチッとしてクイックだと思っていたシフトフィールはグニャグニャでストローク長いし、ガツンと効いたはずのブレーキは呆れるほど効かない(笑) レスポンス抜群だと思っていたエンジンフィールも、今では言うのも恥ずかしいくらい普通の車。 大枚はたいて強化したはずのボディーもイマイチ(笑) でも、そこそこ速いし、この車に乗るとヤル気が出る。 比べればダメなところだらけなのに、なぜか愛おしい。

ここ2日ほど、3年前に亡くなったイタリア自動車雑貨店の太田さんのコラムを読み返している。 買うモノもないのに、毎週のように通った20年前の当時のことが書き残されている。 ある日のコラムで、当時の記憶が鮮明によみがえる。到着間際に靖国通りの坂道で緊張した坂道発進、路上に止めたデルタの場所、向かいのラーメン屋と排気ガスが混ざった空気の臭い。そんな風景の中で太田さんが売却したデルタの写真を見せてもらった日のことを・・・。

今のほうが当時と比べて何もかも充実しているはずなのにグッとこみ上げてくるものがある。
もう性能云々を超えちゃいましたね、この車。

コメントする

フリースペース

バナーやブログパーツなどを貼って、ご自由にお使いください。


合計

今日

昨日

 

2015年8月
« 2月   10月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31