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kimkim BLOG


1年が経ちました。

投稿者: kimkim, カテゴリー: F355

スーパーカーブームで512BBに憧れた少年が、48歳にして手に入れたフェラーリ。(写真は2013年の富士トリコローレイベントにて)

私は30代の時に512BBの運転席に座ったことがある。1年前にF355を手に入れて、はじめて座って感じたのは同じ懐かしさだった。 きっと40年ほど前の365BBや512BBの面影を残した運転席からのクラシカルな風景が、なんとも言えない演出をしてくれたのだろう。 今だから正直に話しますが、フェラーリには試乗をしたことが無かった。 まぁ、おいそれと試乗できるような車じゃないし、チャンスが無かったということ だ。 だから、全ての想像は妄想でしかなく「想像と現実とがあまりにもかけ離れているフェラーリを認めたくない」という気持ちはあった。 最新型ならまだ しも、20年前の車であるからして「妄想を現実にしてガッカリする」という博打要素は満載でした(笑)

「スーパー」と言うにはおよそ似合わないくらい乗用化された車ではあるけれど、少年が想像していた感覚に間違いはなかった。 何年経っても撫でまわしたくなるであろうボディのデザインや「背中でエンジンを感じる・・・」というニュアンス。「多分こんな感じなんだろう?」と思っていたところは、ほとんど期待を裏切らなかった。 ただ、20年の歳月は、間違いなくスペックというものを”スーパー”なものでは無くしている。でも、少年にとってスーパーじゃなくても”特別なモノ”であることに違いはなかった。

「大人になったらガレージでフェラーリを眺めながら一杯やるんだ!」なんて思っていたのかは、あとから取って付けた記憶のデジャブかもしれないけれど、掴みたかった夢は叶った。夢は手に入れようと思った時から目的になり、あっという間に現実となってしまった。ただ、あまりにも夢であった期間が長すぎて、ちょっと拍子抜けした感はある。

フェラーリという車はいつも私の軸に存在するものであった。いままで所有はしなくとも、それを中心に、いや基準に車趣味を楽しんでいた。 妄想と現実の狭間で遊ぶ楽しさは、確信なのか夢なのか「いつかは絶対に乗ってやる!」そんな風にデルタをはじめとする他の車で埋めて楽しんでいたような気がする。ただ、基準としていた車が、いつまでも妄想の世界だけというのは寂しい。だから、車に関していえば 「こうでなければいけない・・・。」という観念はない。 フェラーリじゃなければダメなのではなく、ランチア以外に興味がないわけでもない。 マセラッティにもアルファロメオにもポルシェにも、ジャガーにだってアストンマーティンにだって乗りたい。 モータージャーナリストになるつもりもないけれど「乗らずして語るべからず」なんである。 そんな20数年だったのでしょう、、、。

とにかく乗って確かめる。 ヒーターすら装備しないシトロエン2CVから、3日しか乗らなかったルノー5、クラウンやレガシー、いま所有している車たちに至るまで20数台。残念ながら、乗った車にダメな車はない。 そもそも車にダメなんてものはないはずで、数ある車中からダメな理由を雑誌を読んで無理やり見つけて諦めているわけです。 そういう意味ではこうやって複数の車に乗れている自分は恵まれている。 燃費だとか家族だとか、荷物がどれくらい積めるだとか、乗り心地が良いだとか、常用(乗用)レベルと、感覚で好きになる車は違う。

「嫌いだ」という言葉は使わない。 負けたか諦めた人間が発する言葉だと思っている。 だいたいそれを好きな人間に対して主張するのは失礼な言い方で、ラーメンに例えるなら味噌か醤油か豚骨か?細麺か太麺かちぢれ麺かストレートか?コッテリ系かアッサリ系か? それを組み合わせる好みは人それぞれだと思う。 他人が美味いというラーメンを食べたときに、自分の好みじゃなかった味を「不味い!」というのだろうか? せめて「俺の口には合わない」程度に留めるべきだろう。

ラーメンの好み以上の無限の組み合わせがある自動車。自分の好みを語るのは押し付けになりやすい(苦笑) 何度も同じことを書きますが、イタリアだろうがドイツだろうが、英国やフランスだろうと、心のどこかに「みんな車好き」というくくりで軸を持っていないと言葉の節々に「嫌い」という言葉が見え隠れする。 まぁ、決まったメーカーや車種を贔屓にすることも自由ですから、主張は大いに結構ですし、同じものを好きな人間だけでワイワイやるのは楽しいです。 でも、比べて楽しめるのは贅沢なことなんです。LIKEとLOVEの使い分けが楽しい世界じゃないですか!

こうしてBLOGなんかに掲載する写真の一コマは、瞬間的な場面でしかない。 1年があっという間に過ぎ去ってしまった。 また車もワタクシもひとつ歳を重ねた。 次はどの国のどんなタイプの車に乗ってやろうか楽しみです。とにかく今年か来年早々にはデルタを復活させないと、かなり趣向が偏ってきましたよ(笑) 自分でそう感じてます、、、。

追伸

ホイールをノーマルに戻しました。イケイケ風なスピードラインのマグネシウムホイールはガレージのオブジェになっています。 ミシュランのタイヤにして、古き良き時代の雰囲気になった丸いサイドウォールがお気に入りです(^^)

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