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kimkim BLOG


デルタ納車の日(完)

投稿者: kimkim, カテゴリー: デルタ


レインボーブリッジからどれくらい走っただろうか・・・おそらく満タンにしたガソリンの半分は使っていたと思う。有頂天ドライブをまだまだ続けたい気持ちもあったが、マンションに帰ってじっくり取扱説明書を読んでみたかったし、ボンネットを開けてみたり、デルタの隅々を探求してみることにした。
そうそう、高井戸に借りていたマンションは8畳ワンルームで12万円。これに駐車場が2万5千円。しかもマンションから歩いて20分もかかる場所で、もちろん屋根なんか無い。デルタの支払いが月々8万円だったから、給料のほとんどは右から左へ流れるだけ。売ったらそれなりの報酬が得られるポイント制度があったため、この時代のワシは、とにかくよく働いた(笑) 年間の出張は軽く100日を超え、地方営業が多かった。東北6県は今でも地図無しで走れるだろうなぁ。5日スパンの出張が多く、デルタに乗りたいがために7時間をかけてわざわざ八戸から帰ってきたこともあった。

さて、有頂天ドライブから月極駐車場に戻ったはいいが、当時は10円パンチと呼ばれる悪戯が多かった。それに都内の駐車場は、できるだけ多くの台数を収容しようと隣との間隔はかなり狭い。デルタの美しいフェンダーにエクボを付けられないかと心配で仕方がない。
おもむろに取扱説明書を取り出してデルタの中で広げたときに、隣にいた今の嫁はしばらくワシが車内にとどまることを悟ったのか、一人でマンションへ帰っていった。
本当にじっくりと、これほど集中して取扱説明書を読んだのは後にも先にもこれ一度だけだっただろう。確か「ブレーキを踏んだままエンジンをかけると、何かの警告灯が点灯したままになる場合があります。」というような注意書きを読んで、そんなこと取扱説明書に書いて良いのか? と独りで大爆笑した覚えがある。興味のある方は読み返して確認してみてください。
ということで、新車からぼんぼりのように暗かったデルタの室内灯のもとで、取扱説明書を読みあさり、ボンネットを開けては懐中電灯でマレリーのロゴを見つけては喜んだりして、気がついたときには駐車場で朝を迎えていた。これが嬉しすぎて車中泊をしてしまったデルタ納車の日の全様である。(完)

コメント(1)

  1. たらい

    思い出しまたよ、私も購入時はそんな感じでした。さすがに車中泊はしませんでいたがね。
    アパートの1階がガレージでしたから、マニュアルを持って往復してました。

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